月光の下にたたずむ唐招堤寺。桜の花越しに月が見えます。澄んだ空気の中で春の香りが漂ってくるような作品「唐招堤寺の月」。土居は海外を旅して印象に残った風景も作品にしました。特にインスタンブールの街が好きで、ブルーモスクの幻想的な夜明けを版画にしています（「暁のインスタンブール」）。
山口市出身の土居健（1929～2001）は版画家として、尾崎正章とほぼ同時代に活躍しました。彼の版画はいくつかの版を使って刷る多色木版です。ふるさと山口をはじめ、日本各地の名所や海外を旅した時の思い出など、印象深い風景を作品に残しました。
日 時：2025年9月20日（土）～11月24日（月） 9:30～17:00（入館は16:30まで）
観覧料：一般：200円（160円）、学生：100円（80円）、（）内は20名以上の団体
※18歳以下および70歳以上無料
場 所：周南市郷土美術資料館・尾崎正章記念館
休館日：月曜日※詳しくはホームページをご確認下さい。https://s-bunka.jp/kyoubi/
問い合わせ先：0834-62-3119
